主な登場人物

現時点では「それは白の季」の時点のもの

メイ 本名、メイラム＝リシュケルト。 グリンシアの魔法器職人の娘。 アランツァード神学校四年。 アランツァードには高等科から入る。 黒髪は、肩の下まで伸ばしていて、普段は耳の後ろで二つにくくっている。丸顔でほりは浅い。 有力属性（火･土） 主人公です。もしかしたら… カイル 本名、カイラル＝イヨールド。 グリンシアの鉱石商の息子。 クエルナーダ校四年。平たく言えば同学年。さらにいえば同い年…。 無属。多少剣をたしなみ。 わかいの〜。  レナ レナ＝クレス 実は珍しい「女戦士」。なぜメイと友達になったかは…さてさて。  エクラ エクラ＝カナン。 クエルナーダ校四年。カイルの同級生。 女顔の上に女装趣味があるのかは知らないが、とりあえず女の子と間違えられやすい。そして、そのような格好をしている。たしかに、「男が着ない服」ではないんだけど、あんたが着るともうそりゃ、ねぇ… レナとは旧知の間柄らしい。 魔道士集団「ガレサ」の関係者。 ルラ ルラル＝アシネー。 西アリシア出身。メイの同級生。 成績優秀な少女。同じく高等科からの四年生。 ウエーブのかかった色の薄い髪で、肌は淡い褐色。その地方の人は大方がそうである。どちらかというとお硬い性格である。  フィース フィシリア＝シフォル＝ウィルバース。 メイの同級生。アランツァードには中等科から在籍していたらしいが、高等科の二年までエリスたちとは面識がなかったらしい。 フェチカル地方出身。地元有力者の娘。三人姉妹のいちばん下。したがって（？）何考えて生きているのかは誰にもわからない。二番目の姉はアランツァード校の卒業生で、現在ミランの法王庁で職についている。 いろんなことを知っているので、一時は「エリス」タイプかと思われていた。しかし、姉から仕入れた知識を悪用（？）して様々な迷惑を周りに与えるなんてこと、エリスはやらない。 「周囲への配慮が欠如している」。 魔法グッズに目がなくて、珍しいものがあったらすぐ飛びついてしまう。おかげで彼女の部屋はちょっとした武器庫でもある。  ケイ ウィムチ＝ケイ。 南アリシア地方出身。商人の娘らしいのだが、あまり自分のことを話すことはしないので、メイは彼女のことをよく知らないのかもしれない。もっとも、彼女は別に気にもとめていなくて、「いいたかったらそのうちいうんじゃない」という感じであるが。 背が高い。 高等科からだが、入ってすぐフィースになつかれてしまったのは不幸という他ない。もっとも、根本的にどたばたやるのが好きなので、「お似合い」だという話もある。 エリス ヴェルス近郊の出身。 アランツァードには中等科から在籍。見かけは情報屋という感じではないのだが、どこで仕入れたかわからないような、妖しげ（色恋沙汰の）情報は健在である。昔は聞かれなくともしゃべっていたので、メイはだいぶ辟易としていたのだが、いろいろあって最近はさすがに落ちついたものである。もっともそのせいでよく冷やかされたりもするものだが。 アリカ ヴェルス近郊の出身。 その恋は「不安定な爆薬」とたとえられる彼女だったが、周りに火の気がないどころか、波風さえたたないというので、最近いろいろ思い悩んでいる（？）らしい。エリスと中等科以来の親友である。  ヨアフ レナの上司。 ラスター教アスラン派の神官。首都警備隊の中間管理職。 レナの里親でもある。  レード メイたちの暮らすタイスラー寮を担当する生活指導教官。 小言がはじまると終わらなくなる。 フェンナ メイたちが昔暮らしていたエルマー寮を担当する生活指導教官。 武術の教師であることと、その厳しい性格から、生徒に恐れられている。レード先生とどちらが怖いかというのは、意見の分かれるところであるが、大方において自分の寮の担当が怖いと言うものである。  サーシュ サシリア=イネス＝ウィルバース。 フィースの「下の姉」。影で働く「謎の人」（笑）。フィースがかわいくてしかたがない。 スミレ 「墓守」。聖アスラン寺院に住んでいるようだ。  カトリーヌ 黒猫。現在、カイルの部屋でこっそり飼われているらしい。

もどる