四つの秘宝

 

二千数百年前、一つの文明が滅んだ。最強の破壊神「クラーグ」がこの惑星に降臨したのである。彼の前には、人間の科学文明など全くの無力であった。それでも、人間の中にはその大きな力に抗おうとするものもあった。今日、「聖戦の七戦士」と呼ばれる七人の若者と、現在でも「聖女」とあがめられる一人の少女である。「聖戦の七戦士」とは、おのおのが強大な力を持ち、その力をもって人々を助け、破壊神と戦ったものたちであり、神々を封じる術を知る永遠の少女「エフェルダ」、異界の魔王を裡に秘めた少年「クレメア」、いにしえの幻獣の血をひく少女「エルム」、孤高の騎士「クォーリス」、仮面の魔女「コスカー」、惑星の力を自在に操る少女「リーン」、そして、強大な闇の力をもつ「タルガス」の七人の英雄のことである。「聖女」とは、人々の心を一つにして破壊神と対抗する「ラスター教団」を創設した、教祖「イフェータ」のことである。強大な破壊神の前にすべてを諦めようとしていた人々は、彼らの戦いに心をうたれ、しだいに彼らのもとへと集まっていった。そして、苛烈を極めた闘いの末、人類は、その文明の多くを失ったものの、かろうじて破壊神を封印することができたのである。この後、人々は、「ラスター」の教えの下、焼け跡の中から再び新たな文明を築き上げることになる。その文明こそが、今日の精霊科学文明であり、これらが世に言う「聖戦」の顛末である。

「カルパの書・『聖戦』」序文より

 

聖戦から、三千年の時が流れた。

大陸の西の端、アリシア領グリンシア自治州に一人の少女が生まれた。

メイことメイラム・リシュケルトである。

この物語は、激動の時代の中で、

彼女が様々なものを知り、感じ、そして生き抜いていく物語である。

 

 

主な登場人物

紹介は最新話に基づいて構成されています。ネタばれにご注意ください。

 

西の曉月

Now Writing! 
暁月 物語はじまる。
準備中
東海 メイ、ミランへ
準備中
光都 (一年春〜秋)
Now Writing!
邂逅 (一年冬)
準備中
宵月 (二年春)
Now Writing!
彼女の生まれた日 外伝
構成は多々、変わることがあります。

 

 

それは白の季

準備中
春のよき日に カイル外伝(二年春)
Now Writing!
エリス外伝(二年春)
Now Writing!
祭りの前 予兆(三年春)
Now Writing!
そして祭りは始まった 魔族・侵攻(三年夏)
Now Writing!
幕間 エクラの過去(三年夏)
準備中
消える、想い 裏切り、別離(三年秋)
準備中
幕間 メイとスミレ(四年春)
Now Writing!
それは白の季 最終試験(四年冬)
構成は多々、変わることがあります。

 

 

聖樹の森

準備中
出立
準備中
砂漠の風
準備中
海へ タコですみません
準備中
故郷 天下の名工
準備中
聖樹の森
準備中
地の試練
準備中
(仮)
構成は多々、変わることがあります。

 

 

もう一つの旅

準備中
東へ 火の神殿への旅立ち
準備中
魔王の眠り
準備中
欠片
準備中
力の理由
準備中

式神の森

シキ外伝
準備中
古都の夜
準備中
虚城
準備中
火の神殿
準備中
もう一つの旅
構成は多々、変わることがあります。

 

 

 

以下続刊(?)

 

 

 

 

四つの秘宝・外伝

 

こっちが本編ではと、つっこみの多そうな「外伝」です。

アランツァード時代のメイたちの活躍を記した、いわば「もう一つの『白の季』」です。

本編にリンクしていますので、もしかしたら本編に進出してくるキャラクターが出てくるかもです。

 

それは白の刻

準備中 

 

 

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